ぴくテン(pixiv 女神転生)
親悪魔家のデビルサマナー ナカヨシ氏
女神転生シリーズには触れたことがほんのわずかしかなかったのですが、2008年秋に発売された「葛葉ライドウVSアバドン王」を店頭で衝動買いしたのをきっかけにその面白さを知りました。
ちょうどその頃pixivでぴくテン企画がはじまったので、参加しようと思いました。
で、例によって自分の投影キャラ。ライドウをプレイしていたのでデビルサマナーとしました。
プレイしていて印象に残ったのが「ありんす口調」の悪魔で、じゃあオキクムシをメイン仲魔にするかということでとりあえず設定したのがその後定着したようです。
オキクムシは本来は腰から下が虫状なのですが物足りないので膝から下というふうに改変しました。いかにも犯罪に巻き込まれそうなスタイルですね。
「人間嫌い」という設定を施してしまったのでいつもの投影キャラとは違った動かし方をせねばならず、多少動かしにくさを感じましたが人間嫌い設定もどんどんうやむやになっていっている気がします。単純な「悪魔好き」になってきていますね。
ぴくテン参加者の方がこのキャラに「珍味のおつまみ(ゲーム内アイテム)」属性を付けてくださったので、マンガではよく珍味のおつまみを配っています。
ネコじゃらし職人のネコマタ
やはりライドウで気に入った悪魔であるネコマタ。「ライドウ対アバドン王」の攻略本に目を通しながら考えたキャラです。
ゲーム内で「珍味のおつまみ」と同様に異彩を放つアイテムである「ねこじゃらし」をネタにできるようにと考えました。ありんす口調がオキクムシとかぶるのでマンガ内では無口ですね。
マスター・ヲールズ
ぴくテンの世界は大きく分けて「LAW」「NEUTRAL」「CHAOS」のみっつの領域で成り立っているとされています。
キャラが投稿されるのはカオスが多くてロウが少ない傾向がありますね。
ロウの世界は厳しい階級制度があるという感じみたいです。投稿されていたキャラのなかにはまだロウの世界の中枢にいるようなヒエラルキーの高い人物がいないようだったので考えてみたキャラです。
「その世界観の中での重要な役割を遠慮無しに自分がやってしまう」というのはWTRPGの「キャッチザスカイ」で学んだことです(具体的に言うとキャッチザスカイの大規模作戦での「UNKNOWN」さんという方の行動から学んだ)。
男性キャラを考えるのは苦手なのですが、このキャラはかなりヒットじゃないかと思います。
このキャラを考えようとする際に念頭に置かれていた見本キャラは、
■ガンダム00のスミルノフ大佐
■ジョジョ第5部のブローノ・ブチャラティ
■ライドウ対アバドン王の葛葉ゲイリン
■ガンダムSEEDのバルドフェルド
■ガンダムSEEDのムウ・ラ・フラガ
などですね。良識と潔さとがあるおっさんキャラたち(ブチャラティは若そうだけれど)。味方サイドの年上キャラというべきキャラたちですかね。
わたしの固執する属性のひとつである「防御特化」の属性をこのキャラに割り振ったことで、メインキャラであるナカヨシ氏に無理やり防御の能力を充てる必要がなくなりました。自分の属性を複数のキャラに分割するというのは便利な方法ですね。
コココ・ヲールズ
マスター・ヲールズがお偉いさんなので、彼の命令を聞く側近(相方)役が欲しいと感じました。
持ちキャラのコココさんが、魔王バラーのマンガの中でエルフの王の側近役だったので、彼女を導入することにしてみました。
マスター・ヲールズの設定に「結婚しているが妻に先立たれた」と書いてしまっていたため、彼女をヲールズの嫁にすることはできなかったんですが、それが逆にさいわいして、コココさんの設定がやや切ない感じの良好なものになったように思います。
ちなみに、コココさんは初出は「Love&Magic」っていうマンガで、メインヒロインだったんですが、そのマンガがわたし的にあんまり気に入らない出来だったのでサイトからは削除しています。
織田(おりた)サンスケ
他の方の投稿しているキャラで神楽坂亜紀さんというのがいて、印象に残るマンガも投稿されていてキャラがしっかり立っているんですが、そのキャラがとてもわたし好みだったのでそのキャラに絡んで気合の入ったマンガを描こうと考えました。
けれどわたしのメインキャラであるナカヨシ氏にはオキクさんという嫁がいるのでナカヨシ×神楽坂さんじゃダメ。
ということで神楽坂さんに絡ませるために作った新キャラです。
ベースになったイメージはドラクエ2のサマルトリアの王子(すけさん)と、それとあとで気付いたんですが「風と木の詩」のパスカルに似ていますね。
わたしのキャラには普段使わせない一人称「オレ」を使います。
チューナー(悪魔に変身する能力を持ってしまった人間で、悪魔や人間を食べないと生きていけない)の設定がダークな感じなので好きです。チューナーキャラを作るのなら暗いエピソードを描きたいなあとね。彼の登場するエピソードはわたしのマンガ「ドントトラスト」と同系統になりました。